借金癖の母と姉から逃げ、温泉旅館の仲居になった。カップル客『夕食行って来ます』私「はーい」→男のパスケースを盗み見て住所を確認したら…

借金癖の母と姉から逃げ、温泉旅館の仲居になった。カップル客『夕食行って来ます』私「はーい」→男のパスケースを盗み見て住所を確認したら…

金の無心にくる母親や姉から逃げて、地方の観光地の温泉に雲隠して、働いていた時期があった。そこに知った男が泊まりに来た。昔付き合っててプロポーズまでされたけど、当時親友だと思っていた久素子(仮名)に奪われた男。

あのころの私から比べるとかなり痩せてるし、ロングだった髪もペリーショートになってるからか、私には全く気付かなかった。まぁ旅館の仲間の顔なんて、いちいちしっくり見ないだろうけども。

そして隣で腕組んでた女は久素子ではなかった。もっと若くて魅力ある女性。漏れ聞こえる会話からフリンなのがまる分かりだったけど、そこは旅館の礼儀として「奥様」と呼んだ。

久素子に対して「ざまぁ」と思ったが、あの時の復讐をするチャンスだと思った。母と姉の借金癖をわざわざ彼にチクリ、結婚相手にふさしくないと説得したのは、実際そんな母と姉だから仕方ないかも知れないが、父は服役中なんて嘘まで織り交ぜられた。

実際には父は事故で亡くなっているんだが、服役中なんて言えないから、しんだことにしてるんだって。そして悩んでる彼の相談の乗りながら、授かり婚に持ち込んだ。

そんな嘘を安易に信じた彼にも失望してたから、その恋愛に執着しなかったし、彼にフラれてしまったのは仕方がないと思っていたが、久素子のやりくちだけは許せなかった。

彼が夕食の間に布団を敷きに部屋に入った時、彼の鞄からパスケースを盗み見て現住所を確認したら、やっぱり間違いなかった。

そこからこっそり二人が腕組んでるところなどを写メを撮った。その写メをそれぞれ20枚ずつぐらいプリントして、休日に地元に戻り、早朝、久素子自宅の玄関周りや庭に思いっきり投げ広げてピンポンダッシュ。

隠れて様子を見てて、広がった写真を拾い上げた時の久素子の狼狽ぶりと家の外に落ちてるぶんだけ拾って、家の外に駆け込んだ後聞こえてきた怒声に溜飲が下がった。

旅館の仲居の仕業と言う証拠はないだろうが、もしバレたら辞めても全く構わなかったから、心置ききなく復讐したけど、幸い旅館への問合せの類は一切なかった。

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